災害特。「災害時の所在不明者の公表」を質す

 〜発言の途中で東日本大震災発生時刻14:46を迎え、全員で黙とう〜

2022.3.11

2022年3月11日(金)午後、災害対策特別委員会が開催され、大臣所信に対する質疑を行いました。
冒頭、「11年前の今日、東日本大震災により、甚大な被害が発生しました。また、福島第一原子力発電所の過酷事故も起きました。福島を含め被災地の復興と、福島第一原子力の廃炉作業が安全に進められることを願うものです。間もなく地震発生時刻を迎えます。一旦、発言を止めて、当時の状況を思いながら、静かにその時刻を待ちたいと思います」と述べ着席。委員長から「犠牲になられた方々に対し深く哀悼の意を表するため、午後2時46分に黙とうを捧げたいと存じます」と発言があり、全員で黙とうをしました。

質疑では、災害時の所在不明者の公表を取り上げ、「災害時に避難所にいることを知らずに捜索を続けている実態がある。災害時の所在不明者らの氏名公表を巡って、各自治体が制定する個人情報保護条例に基づいて判断されているため、その対応にばらつきが生じている」と述べ、二之湯 智・内閣府特命大臣(防災、海洋政策)に、@災害時の所在不明者を公表する場合の課題認識。A委員会の検討内容。Bいつ頃までにまとめるのか。を質しました。

【質疑の大要】
〇災害時の所在不明者の公表
(質問)
災害時の所在不明者を公表する場合の課題認識
(答弁・大臣)
DVの被害者など特に配慮を要する方々の取り扱い

(質問)
委員会の検討内容
(答弁・大臣)
個人情報の利活用及び取り扱いの判断。医療、福祉等の関係機関の協力体制。

(質問)
いつ頃までに議論をまとめるのか
(答弁・大臣)
来年度中に指針の作成を行いたい

〇災害廃棄物に対する勧告
(総務省行政評価局が2月25日に災害廃棄物対策について環境省に勧告)
(質問)
行政評価局が取り上げた要因
(答弁)
地方公共団体が策定する災害廃棄物処理計画の検討不足で処理がスムーズに進まなかった。家屋の軒先に災害廃棄物が集められ生活環境や公衆衛生が悪化した

(質問)
環境省の対応
(答弁)
関係機関と連携した仮置き場の選定や、円滑な運用の支援活動を更に広げていく

〇トンガ噴火による自然現象
(1月15日トンガ諸島付近の海底火山が噴火)
(質問)
気象庁は「今回の潮位変化は通常の津波と異なるもの」と発表しているが、どのような名称で、どうような扱いになるのか
(答弁)
分析結果をまとめ、火山噴火等に伴う潮位変化の情報発信について令和4年度前半に検討し、その後早急に検討結果をまとめる予定

(質問)
現行システムで津波や潮位予測を行い、津波警報等の発令は可能か
(答弁)
詳細なメカニズムがまだ明らかになっていないので、現時点で予測することは困難。今後、勉強会、検討会でメカニズム等の分析と情報発信の在り方を検討していく

(質問)
日本近郊の海底火山について
(答弁)
気象庁では全国111の火山を監視している。その中には作年噴火した福徳岡ノ場などの日本近海の海底火山の含まれている

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