経産大臣と質疑。安定供給⇒ベストミックスの明確化を!

 〜 第6次エネルギー基本計画、FIT制度、石炭火力、自給率を質す 〜

2021.5.17

2021年5月17日(月)決算委員会が開かれ、梶山弘志・経済産業大臣に、年頭に生じた電力需給ひっ迫から、エネルギー供給構造の脆弱性を指摘し、第6次エネルギー基本計画に「ベース電源である火力及び原子力を含めたエネルギーのベストミックスの実現を目指すことを明確にすべき」と求めました。また、太陽光10kW未満設備は「住宅用」と法的に明らかにすべきと指摘しました。主な質疑内容(大要)は次の通りです。

【総務省が会計検査院に指摘された不当支出の返還】
(質問)東京都から、いつ、いくら返還されたのか。再発防止について
(答弁)本年3月30日に2億5882万1千円が返還された。
(大臣)
実績報告書の適正審査

【エネルギー供給構造の脆弱性】
(質問)第6エネルギー基本計画に、「ベース電源である火力及び原子力を含めたエネルギーのベストミックスの実現を目指すこと」を明確に書くべき
(答弁)安定供給が大事である、3EプラスSで様々な電源を効率よく使っていく

【再エネFIT制度】
(質問)太陽光発電10kW未満設備の意図的な分割地上設置による売電の防止策
(答弁)今年4月から10kW未満設備について意図的に分割していないか審査を開始した

(質問)太陽光10kW未満設備は「住宅用」とする法的根拠がない。法的に明らかにすべき
(答弁)委員からのご指摘もあり、より趣旨が明確になるよう制度を進めていきたい

(質問)増え続ける賦課金の国際水準並みの引き下げと補助制度からの早期自立が必要
(答弁)中長期の価格目標の制定、入札制の活用、低コスト化に向けた研究開発を推進

【火力発電と電力の安定供給の確保】
(質問)石炭火力の休廃止時期を一律に決めるのではなく、柔軟に判断すべき
(答弁)安定供給、需給ひっ迫時に如何にバランスを取ることが非常に重要と考えている

(質問)石炭火力の休廃止、LNGの獲得競争下におけるベース電源である火力の扱い
(答弁)再エネの調整電源としての役割が重要になる。火力をどう使うかは世界中の課題

【エネルギー自給率】
(質問)自給率の改善に向けて、原子力の活用を含め、どのような施策を講ずるのか
(答弁)数年に亘って国内保有燃料だけで発電可能な準国産エネルギーの原子力の活用と、徹底した省エネ、脱炭素国産エネルギー源である再エネの最大限導入を着実に進めていく

(大臣に要望)現在のエネルギー基本計画で主力電源化を目指す再生可能エネルギーは「電力の安定供給を支えるベース電源」となりうるのか、今後議論をしたい

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