菅総理にコロナ、憲法、雇用、労災、電源構成を質す

 〜 総理答弁「入国制限緩和に対し検査能力を1日2万人に引き上げる」 〜

2020.10.30

2020年10月30日(金)、参議院本会議において、菅義偉・内閣総理大臣の所信表明に対し、国民民主党・新緑風会を代表して質問をしました。
冒頭、国民民主党は「現実的な政策提案型の改革中道路線を歩む。さまざまな課題に対し正面から議論をしていく。この姿勢こそが今の政治に求められる役割である」と申し上げ、質問に入りました。

【質疑の大要】
(政権運営)
Q.安倍政権の何を引き継ぎどのように取り組むのか
A.(総理) 安倍政権の取り組みを継承し、改革を進めていく

Q.政権運営のあり方
A.(総理)経済と環境の好循環を掲げて、グリーン社会の実現とデジタル化によって経済社会を変革する

Q. 日本学術会議の会員候補6人に対する任命拒否の理由
A.(総理)個々人の任命の理由は、人事に関することでありお答えを差し控える

Q.憲法改正に対する基本姿勢
A.(総理)憲法審査会において憲法改正についての議論を重ね、国民の理解を深めていくことが私たち国会議員の責任ではないかと考えている

Q.選択的夫婦別姓への取り組み
A.(総理)国民各層の意見を聞くとともに、国会での議論の動向を注視して検討する

Q.総理の目指す国家像
A.(総理)経済社会を変革させ、世界の中でも安全、安心の魅力ある国づくりをしていく

(経済対策)
Q. 経済政策の方向性と基本的考え方
A.(総理)グリーン社会の実現とデジタル化によって経済成長を実現させる

Q. Go To 事業による経済の活性化、消費喚起と感染拡大防止の実態認識、感染拡大を押さ え込む施策
A.(総理)事業者において感染対策を徹底し、Go Toキャンペーンを適切に運用していく

Q. 企業活動の停滞に対する資金繰り支援と第3次補正予算の見通し
A.(総理)内外の経済動向を注視しながら、ちゅうちょなく必要な対策を講じていく

Q.中小企業の統合・再編に向けた施策
A.(総理)あらゆる政策を総動員して中小企業を支援していく

(新型コロナウイルス対策)
Q.地域医療を守り適切な医療提供体制を維持していくための政策
A.(総理)これまで3兆円の支援をしている。今後とも必要な支援を検討していく

Q.安心してワクチン接種を受けられる取り組み
A.(総理)円滑、迅速な接種に向けて、今国会に予防接種法改正案を提出している。

Q.入国制限緩和に対する感染拡大防止策
A.(総理)検疫での入国時の検査能力を来月中に1日2万人に引き上げる

(雇用・労働対策)
Q.企業業績が悪化する中で雇用を守るための施策
A.(総理)雇用調整助成金については特例措置を講じており、今後も適切に判断していく

Q.非正規労働者の雇用環境改善の取り組み
A.(総理)都道府県に働き方改革推進支援センターを設置し、丁寧な個別相談を実施する

Q.コロナ禍や人工知能等活用社会においてどのような働き方を目指すのか
A.(総理)技術革新等を活用し、各人に応じて多様で柔軟な働き方を推進していく

Q.在宅勤務やテレワークにおける労働環境の確保
A.(厚労大臣)労働安全衛生法23条の基準と同等になるようガイドライン策定している

Q.労働災害防止の課題認識と労働災害撲滅に取り組む決意
A.(厚労大臣)労災防止は重要な課題と認識。AIの導入促進等あらゆる技術を活用していく

(エネルギーの安全保障)
Q.安定的なエネルギー供給を確立するための電源のベストミックスのあり方
A.(総理)再エネのみならず、原子力を含めてあらゆる選択肢を追求していく

Q.エネルギー基本計画の見直しに対する経済産業大臣の姿勢
A.(経産大臣)安全性の確保を大前提に、経済性、気候変動の問題提起への配慮、エネルギー供給の安定性といった観点についてバランスを取ることが重要であると考える

今後、衆・参で予算委員会、各委員会で大臣所信質疑、法案審議と続きます。引き続き「現場の声が国を動かす」の信念で国政に挑んでまいります。

※ なお、今回の登壇はマスクを着用しましたが、未だコロナが終息せず感染への不安がなくならないことや、国民民主党はコロナ感染が心配されはじめたころ、本会議場でマスク着用を他党に呼び掛けて実施されたこともあり、今回もマスクを着用し登壇する、と国民民主党参議院議員総会で確認しました。

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