貿易量の99.6%は海上輸送。船舶の安全確保でエネルギー資源を守れ!

 〜 国際経済外交調査会・意見交換で「洋上風力の促進」を訴える 〜

2020.6.3

2020年6月3日(水)、国際経済・外交に関する調査会が開催され、調査会のテーマ「海を通じて世界とともに生きる日本」について委員間で意見交換をしました。

私は、わが国の貿易量の99.6%は海上輸送であることを述べ、「日本は天然資源が乏しく、一次エネルギーの約9 割を占める化石燃料を輸入に頼り、海運によって届く。中でも原油の8割以上がホルムズ海峡を通過しており、昨年6月にはタンカー2隻が攻撃を受けた。『船舶の安全航行を守ることは、わが国の生命線を守ること』である。輸入ルートは、安全なシーレーンを確保することが重要で、複数のシーレーンを確保すために海事産業と連携を図る。そして、資源国との関係を維持し、資源の輸入を民間企業だけに任せるのではなく、国が率先して外交強化を行い、安定的な資源確保を目指すべき」旨と、昨年4月に施行された「再生可能エネルギー海域利用法」に基づく洋上風力の促進を訴えました。

その他、コロナ禍での各国との往来禁止や中国工場の操業停止から学ぶエネルギーや工業製品等の自給率を高める必要性、海に囲まれた環境を活かした海底資源の発掘と海産物の人工養殖の推進、海に生きる生物や人体に影響を与えているプラスチックごみ等による海洋汚染の防止について述べました。

今後、希望するテーマとして「国内における造船産業の維持と持続的成長・発展への課題」「船員の確保と長期間航海における課題」を求めました。

意見交換の前に、海事産業の基盤強化について、3人の参考人から意見陳述をいただき、日本造船工業副会長の上田孝・参考人に、@海事産業の生産性革命A外国人材の活用について所見を伺い、@「常に生産性を上げていく果てしない競争」A「10%程度は実習生。国の制度を今後も活用していく」旨の回答がありました。

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