阿南火力。五感を研ぎ澄まし作業する火力マンに感謝!

〜再エ拡大と発電調整、発電コストと採算性、石油火力の課題等を聴く〜

2017.8.5
 国会開催中は行くことが難しい現場を中心に、電力自由化後の電力供給、再生可能エネルギー発電設備の状況等の視察を行い、電力のシステム改革や質の高い安定した電力供給維持等の課題を探ります。

 2017年8月5日(土)、鎌谷浩司・四国電労徳島県本部委員長、長尾真司・阿南火力支部執行委員長に同行いただき、四国電力(株)阿南火力発電所(石油火力)を視察しました。
 始めに、石田英芳・阿南火力事業所阿南発電所所長、三宅賢造・阿南火力事業所副所長から、発電所の概要、東日本大震災前後の電力供給の比較、近年の電力需給の変化、阿南火力発電所を取り巻く環境等について説明をいただきました。

 現場では、熱い・狭い場所の高中圧タービン室や1・2・3・4号機の中央操作室を案内いただき、高さ50mのボイラー建屋の最上部に登り、保守・メンテナンスについて話を伺いました。「日々の巡視では、音や匂い、熱さを感じ異常を察知するときもある」との話に、五感を研ぎ澄まし仕事に取り組んでいる姿が目に浮かびました。火力の長い歴史と経験の上に今日があり、技術が継承されている火力マンの力を感じました。

 3・4号機の中央操作室で挨拶。「福一事故以降、火力の皆さんに90%以上の電気を作っていただいてきたこと」「熱い・狭い・騒音の現場での作業」「定期点検も限られた期間」という厳しい状況の中で頑張っている火力マンの皆さんに感謝とお礼を申し上げ、「安全最優先。労働災害防止・頑張ろう!」と拳を上げました。
 視察後の懇談では、再生可能エネルギー拡大と発電調整の実態、発電コストと採算性、石油火力の課題等について質疑を交わしました。

再生可能エネルギーの導入・拡大に伴い、特に石油火力発電所は車でいう暖機運転が継続され、予備電源の位置づけにされることが多く、採算性の問題が指摘されています。
「容量メカニズム」として政府も検討をしていますが、電力自由化により供給義務と料金規制が撤廃され、発電設備の投資回収が不確実になってくることから発電部門の問題として提起されています。今回の視察と貴重なお話を今後の活動に活かしてまいります。
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